ひとり社長の商品戦略
お客さまの『お金』と交換できる唯一の手段は社長が売っている『商品や有料のサービス』だけです。
お客さまのお金と交換することが出来る商品ですか?
品質、利用価値、時代のニーズに合ってるか…社長の独りよがりになっていないか
商品戦略には重要なポイントがあります。
① どの商品・どのサービスに力を入れるかの決定は極めて大事。
ひとり社長(あなた)のマンパワーには限界があります。
たくさんの商品を揃えればたくさん売れるという先入観を持ってしまう社長がいます。
結果的に販売のパワーが分散し、どれも多く売れないで終わってしまう事例も多々あります。
“今年はこの商品にパワーを集中しよう” という集中の決定が良い成果に繋がります。
② 商品を買うかどうかの決定権はお客さまが100%。
“私は、こんなにいい商品を売っているのに” 思うように売れません。
お客さまに選ばれる商品か、同類商品が多くある中でも選ばれる商品か…そこが肝心です。
③ 多数の競争相手が自社商品を多く売ろうと躍起になっている。
例えば街の中のネイルサロン。どれだけの店舗があるでしょう。
各店舗がお客さまを増やすためにあらゆる戦略を考案しています。
そのような環境下で社長は+の利益を出していかなけれななりません。
パワーを集中する商品を決める必要があります。
商品やサービスの範囲を広げ過ぎると販売力が分散し、どれもうまくいかなくなることがあります。
思い入れの強い商品でも採算が合わなければラインナップから外す勇気も時には必要。
その決断が大きな経費削減に繋がるかも知れません。
「これなら!」という商品に全力投球。
どの商品がどのように売れているのかを把握し客観的に分析したうえで商品戦略を考えましょう。
学びの小径
ランチェスターの戦略について読本を用意しました。
無料版、有料版があります。どうぞご覧ください。
潤沢に粗利益を確保するには「勘」だけでなく「確からしい分析」が必要です。